ふたつの愛。

幼い記憶



あの時、私、塩田美和子は小学3年生だった。



母が17歳にして生んだ私は、両親の愛情を一身に受け、

とても幸せに育っていた。

2人の可愛い弟にも恵まれ、長女として、

近所のバスケチームでは同学年のキャプテンとして、

活発な女の子だった。

近所には好きな男の子も居て、

町内会の行事にも家族総出で参加する。

そんな幸せな家庭なはずだった。

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