無気力女とワンコ総長



「どうぞ座って〜飲み物は紅茶でもいいかしら〜?」

「あ、はい!」

「座って待っててねぇ〜」


なんで?なんでこうなったの?
家の前で悠と話してたらお母さんと鉢合わせして
なんで家に悠招いてる状態になってるの?


「莉子ちゃんのお母さん、めっちゃ可愛いね!さすが莉子ちゃんママ!」


なにが流石かはわからないけど。
テンションの高い悠に真剣に向き合う。

どうせ付き合って行くならバレることだし
今が言うタイミングだ。


「あのさ、悠。言ってなかったことがあるんだけど」

「うん?」

「私のお父さん警視総監なの」

「へぇ〜すっげ……っえ?」

「年の離れたお兄ちゃんがいてね?刑事やってる」

「そ、そうなんだ…」

「でね?2人共元総長なの」

「マジで!?」

「うん、それでね。…ウチのお母さん…あんな可愛いなりしてるけど…ここ一帯を総括してた元レディースなんだよ」

「………!?」

「お待たせ〜…?どうしたの?」

「いっ、いえ!!なんでもないです!!」


挙動不審な悠にお母さんが首を傾げ
トレーに乗せて持ってきた
紅茶の入ったティーカップと
ケーキを目の前に置く。

あ、MONNAの苺のショートケーキ!!


「ちょうどケーキ買ってたのよ〜!さ、食べて食べて!」

「あ、ありがとうございます」

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