君が想うより、ずっと ⑴【 完 】



エレベーターに乗って1Fを押し、ドアを閉める。
さて、どうするか。
一旦家に帰ってコイツを家に置いて、そっから会社に向かうか?でも、家に着いてすぐ置いて行くのもどうなんだ…?
あー…いや、今日は会社行くの辞めよう。
必要なことはあとで電話すればいい。
そういや、ガキの荷物って…。

隣にいるガキの方へと視線を向けると、胸に手を当てて俯いていた。


「おい!?どうした!」
「…っ、…なんでもない、平気だ」


俯くガキの顔を覗き込むと、顔を真っ青になっている。


「大丈夫じゃねぇだろうが!」
「もう、…着く」
「着く?」



to be continued…

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