君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】



『…傑の会社は家から遠いのか?』
「いや?そんなには遠くない」
『……じゃぁ、届けにいく』
「ダメだ」
『え…なんで?」
「あぶねぇだろうが。変なヤツがいたらどうすんだ」
『日はまだ沈んでないし明るいから大丈夫だろう?心配し過ぎだ』
「そう言うことじゃねぇんだよ。俺が心配なの!」
『うるさい。持っていくからな』
「あっ!ちょっ…零!?…ッチ、切りやがった!」

もう一度家に電話を掛けるが、通話中なのか繋がらない。
誰に連絡取ってるんだ?
つーかマジでどうしようか…本当に来るつもりか??
こんなことならスマホ持たせたくんだった…。

腕を組み顎に指を当てながら考えていたら唐突にあることに気がついた。

……え?これってはじめてのおつかい的な?
えっ……可愛い。

いやいやいや。待て俺。落ち着け。
今はそれどころじゃねぇ。

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