君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】


「で、そのエレベーターの人とばったり会って何?」
「ん?あぁ、そいつ零と同い年みたいだし…喋ってみる良い機会かなって。あと、あの時のお礼もできてねぇしな」
「喋る?」
「そ。土曜日零もそいつと会うことになったからな〜」
「……わかった」

零の為にと思ってしたことだけど、勝手にしたから怒ったかな。
あんまり良い反応じゃない。
いや、まぁ…高認も取ってることだし、家の中にいてもいいんだけど。むしろ俺的にはいてくれた方がいいんだけど。
でも、そのせいで零の世界が狭まるのは駄目だと思う。
学校に行かないことが悪いんじゃない。
学校というものをそもそも零は知らない。
だから少しでもいいから外の世界を知って欲しいと思った。
……余計なお世話だったかもしらねぇけど。

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