君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】



「もしよろしければこちらを差し上げます。ワンピース型のエプロンです。色を塗るときに洋服が汚れないように」
「え、いいんですか?」
「えぇ。こちらはもう非売品でして…数枚ありましたので是非お使い頂ければこちらとしても有り難いです」
「じゃぁ、頂きます」

店長からエプロンを受け取って零に渡す。零が店長にお礼を言うのを聞きながら、持って帰る商品を両手に持った。

「それじゃ」
「はい、またのお越しをお待ちしております。ありがとうございました」

優しい笑顔で頭を下げる店長に零が手を振る。それを見てあぁ、来てよかったと心から思った。





家に着くなり画材を持って二階へと向かう。
余っているふた部屋のうちの一つを、零の作業部屋にすることに車の中で決めた。

ガサガサと買ってきた画材を取り出して、備えてつけていた棚に置いていく。

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