君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】




大福の頭を撫でて家の中に入る。
いつもなら零がお出迎えしてくれるんだけど。ちょっと寂しい。
まぁ、絵描いてるんだろうし仕方ないか。

家の中に上がり洗面所へ直行して手を洗う。

今日何作ろうか…病院行って疲れたし、カレーでもいいかな。
リビングに入り冷蔵庫の中を確認する。
カレーの材料揃ってるし、カレーにしよう。

一旦着替えるために寝室へ足を向けようとした刹那、二階のドアが開いて忙しない足音が鳴り響く。

なんだ?と、上を見上げると、零が走って階段を駆け下りていた。
そのまま俺のところへきて抱きつく。

「れ、零?どうした?」
「…ご、めん…」
「え?何のごめん?」

謝罪の意味がわからなくて戸惑う。

「帰ってきたの、気がつかなかった」
「あぁ…」

なんだ、出迎えにこれなくてごめんってことか。

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