君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】




確かに。自分がどれだけ安易な考えだったのかを思い知らされる。

『とにかく、沙織って女から連絡がきても出ないで。私に教えてちょうだい。それから、零の身が危ないと判断したら私が零を預かるからそのつもりでね』
「はぁ!?」
『当たり前でしょう。あんたの傍にいるのは危険なんだから』

確かに、そうなのかもしれない。
俺は仕事でいないことも多いし、いくらSPをつけているとは言っても零一人で家に置いておくのは危険だ。
本当なら佳乃に預けた方がいいんだろう…けど。

『まぁ、いろいろ騒いでいる間は大丈夫でしょう。よっぽどのバカじゃない限りは何も行動は起こさないはずよ』
「あぁ」
『じゃぁそろそろ切るわ、また何かあれば報告して』
「わかった」

通話が切れたスマホの画面を少しの間見つめる。
早いこと解決させないとな。


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