君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】



「飯にしような」

大福を抱いたままリビングへと戻り、大福の昼食の準備を始める。
大福の餌を手に取ると、随分と減っていることに気がつく。

「…ん?これ、なんでこんなに減ってるんだ?」

この間買ったところなのに。
そう言えば、大福の餌当番は零がやっていた。

「くくっ、そりゃぁ大福が痩せないわけだ」

あれだけ俺に甘やかしすぎだと言ってたくせに、零も大福を甘やかしすぎだろ。
大福に強請られて多くやってしまう零が目に浮かぶ。
床に降ろして餌を置くとお腹が空いていたのか、勢いよく食べ始めた。
俺もなんか口に入れねぇとな…。
零がいないから料理する気になれなくて、かと言って外食する気にもなれなくてここ3日食事を疎かにしていた。

「…ひとりだった時は、こんなことなかったのに」

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