君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】




会議を終わらせて急いで会社を出た。
零へのプレゼントを購入して、買い物を済ませてケーキを受け取って助手席に置いた。

「零、喜んでくれたらいいけど」

車を家の前に停めて荷物を持つ。
上着のポケットに入れているカードキーを取り出して鍵を開ける。

「ただいまー、零」

……あれ。寝てんのか?
シン…としている室内に首をかしげる。
部屋の中に入りテーブルの上に荷物を置こうとして、ピタリと動きを止めた。

テーブルの上に置いてあったのは、俺がクリスマスに零にあげたネックレスとスマホ。
床に手に持っていた荷物を全て降ろした。
なんだ、これ。どうしてこんなところに置いてあるんだ?

慌てて寝室を見るが零の姿はない。
嫌な予感がして脈が速く打っているのがわかる。
その場から動けずにいるとスマホが震えた。
画面を確認すると佳乃からで、電話に出る。

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