君が想うより、ずっと ⑴【 完 】



「…はぁ…」

思わずため息が出る。
アイツのことを思うと、胸が痛い。胸元のパジャマをギュッと掴む。
俺に何ができるだろうか。

「…ダメだ。水でも飲んでちょっと落ち着こう」

ベッドから腰を上げて、部屋を出る。
台所に入り水をコップに注ぎ、一気に仰いだ。

ガタッ…。

「…?」

リビングから音がして、視線を向ける。
大福か?いや、大福は俺のベッドの上で眠っていたはず。
じゃぁ、なんだ?
台所から出て、ゆっくりとリビングへと近づく。


「…お前…、何してんだ…そんなところで」
「……別に」


to be continued…

0
  • しおりをはさむ
  • 621
  • 7996
/ 513ページ
このページを編集する