君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】



「あぁ、いいよ」

零の背後に立って脱ぐのを手伝っていると、店員がタイミングよくコートを腕に抱えて戻ってきた。

「お待たせ致しました!」
「…は?」
「ありがとう、じゃぁ次は…」
「ちょっと待て!そんなに着るのか!?」
「羽織るぐらいしてくれるんだろ?」
「ぐっ…」

スッゲー睨んでる。
まぁ、怖くないけどな。
店員に目で合図すると、脱ぎかけていた零のムートンコートを脱がして、ダッフルコートを着せた。

うん。似合ってる。
色のチョイスも最高だな。
ダッフルコートは着方や色によっては子供っぽく見えてしまう。
ただでさえ身長の低い零は尚更幼く見えてしまうだろう。
そこをネイビーにすることで、幼ずぎるのを少し和らげている。

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