君が想うより、ずっと ⑴【 編集中です】



「お世話になりました。こちらへお電話下されば秘書が対応致しますので、ご馳走させて頂きます」
「え、そんないいよ!」
「そうですよ!」
「いえ、本当に助かりました。お礼をさせて頂きたいので」

ニッコリと有無を言わさない笑みを向けると、渋々名刺を受け取ってくれた。
一礼をして、その場を離れる。

救急車に乗り込むとすぐに扉が閉まり動き出した。






「血圧も脈も安定しているし…異常はないよ」
「ありがとうございます。七里さん」

七里さんの言葉に胸を撫で下ろす。
中年になっても若々しくてイケメンなこの人は、この病院の院長。水無月 七里先生。
俺がガキの頃からお世話になっているし、かなり信頼している。

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