K&I
K&I /墜 ち る
11月下旬になった。
つまらない日々が続き、そういえばこれがいつもの私の生活だった事を思い出した。
友達もいない、話す人もいない。
本ばかりを読んで過ごす日々。
でもそれは学校での生活で、放課後のスケジュールは少し変わった。
物置部屋に行かない代わりに、Kの部屋に行くことが多くなった。
メールも電話も前より頻繁にしてる。
Kが会いたいと言えば会いに行くし、電話が来れば出るし、メールも返信する。
この学校での間を我慢すればいいんだ。
終礼が終わって少しすると携帯のバイブが鳴る。
メールだって事もKからだって事も分かってた。
内容も分かってるけど、一応開く。
『今日、おいで』
毎回のやり取りにメールする必要は無いんじゃないの?って思いながら私も同じように『うん』と返した。
このことにユリは気が付いてるのか分からないけど、Kと私の時間をこれ以上奪われたくないし、邪魔されたくない。
あらすじ
彼女のいるKとセックスしている私。
この作品のレビュー
総合ランキング5位獲得!(2019年04月)
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