K&I

K&I /独り言






ガラガラと音がする。


グラグラと足元が揺れる。


私の光はみるみる遠ざかって、どんどん小さくなって行く。


ねぇ、これ以上何も奪わないで。


私から何も取らないで。


愛情も、家族も、私から全部消えて行った。
私に残ったただ1つの光。


その光も私から離れようとしている。


やめてやめてよ。


それを失ったら私には何が残るの?


何もない、何もない私。


空っぽの私。


――――要らない、私。


嗚呼…もう、目の前が真っ暗だ。


涙も枯れて、声も枯れて、私の想いは届かない。


どうしてこうなっちゃったのかな。


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