ナイショの恋は、あのねのね【完】

8.ナイショの舞台裏






「……ねえ、これはもしかして、」


「……もしかしてもしかしなくても…イケるんじゃん?」


「というか私達天才?」


「それもあるけど、ていうか、薮下さん……」


「よく隠してたねえ……」


「……え?」



2人の掛け合いに疑問を零すと、マジマジと見つめながら篠田さんが私に問う。



「薮下さん、コンタクトしないの?」


「あーー、コンタクトだったんだけど、最近はつけるのがめんどくさくてやめちゃった」


「眉毛もちゃんと整えてあるし、学校ではしてないけどお休みの日とかメイクするの?」


「あ、あー…た、たまに?」


「あとなんかお肌なんかしてる?すごい綺麗」


「特に何もしてないけど……。
でも母が肌綺麗だったから体質なのかも」


「ちゃんとメイクして、制服も今時に着てたらめちゃくちゃモテだと思うよ……」


「そ、そうかな」



そうそうと、頷き合う2人に若干の罪悪感が浮かぶ。



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