ナイショの恋は、あのねのね【完】
8.ナイショの舞台裏
「……ねえ、これはもしかして、」
「……もしかしてもしかしなくても…イケるんじゃん?」
「というか私達天才?」
「それもあるけど、ていうか、薮下さん……」
「よく隠してたねえ……」
「……え?」
2人の掛け合いに疑問を零すと、マジマジと見つめながら篠田さんが私に問う。
「薮下さん、コンタクトしないの?」
「あーー、コンタクトだったんだけど、最近はつけるのがめんどくさくてやめちゃった」
「眉毛もちゃんと整えてあるし、学校ではしてないけどお休みの日とかメイクするの?」
「あ、あー…た、たまに?」
「あとなんかお肌なんかしてる?すごい綺麗」
「特に何もしてないけど……。
でも母が肌綺麗だったから体質なのかも」
「ちゃんとメイクして、制服も今時に着てたらめちゃくちゃモテだと思うよ……」
「そ、そうかな」
そうそうと、頷き合う2人に若干の罪悪感が浮かぶ。
あらすじ
あのねあのね。この学校の人気者。皆の王子様。実は私の彼氏なんです。ないしょだよ。
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この作品のレビュー
総合ランキング7位獲得!(2019年04月)
恋は甘いだけじゃない
知ってるけど
私は甘いだけの恋がいい
*読んで下さりありがとうございます。
映瑠(ハル)と申します。
少しでも皆様の心を染めれるように。
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