ナイショの恋は、あのねのね【完】

1.ナイショの関係




「朔!今日遊びに行かない?」


「おいおい、朔は今日俺らとカラオケ行く約束なの!
なあ、朔!」


「堂野、そういえば前言ってたCD持ってきたぞー」


「朔、明日のさあ」


「堂野!」


「ねえ、朔ー」



放課後になると、まるで花の蜜に引き寄せられる蜜蜂のように。


少しでも彼の視界に入れるように、少しでも話せるように。


とにかく皆必死で、なんとか人気者の彼に近づこうとする。


いつも周りに人がいて、その中心でキラキラ輝く笑顔を振りまいてる。


堂野 朔。

この学校の人気者。



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