憧れのアナタと大嫌いなアイツ【完】

憧れのアナタ /日々接近中



「「「おはようございます」」」

毎朝すし詰めの女性専用車両に揺られるのを我慢して、やっと会社にたどり着くと今度は満員のエレベーターの中で走るランプをただただ見つめる


そこから解放される頃には若干の疲労感が襲ってきて・・・


なんて言ってる場合じゃない


「花乃!ほら、早く行くよ」

更衣室に荷物を置くと同期の水谷麻美(ミズタニ マミ)が腕時計をチラつかせる

「待って〜」

慌ててロッカーに鍵をかけるとキャラクターの付いた鍵をポケットに入れながら小走りで麻美の後を追った

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