憧れのアナタと大嫌いなアイツ【完】

憧れのアナタ /使えるコネ





ーー五年前ーー




・・・・・・



誠愛女学院。。巷ではS女《エスジョ》なんて略して呼ばれているようで、中学から誠愛に通っている私は高校生になって初めてそんな略語を知った


有名デザイナーが手掛けた制服はとびきり可愛くて街中で目を惹く

同じブランドロゴの入ったカバンは売買の対象にもなるらしい


そんな飾られた制服時代を過ぎて、漸く脱皮出来た大学二回生で運命の出逢いがあった・・・









「花乃〜今度の土曜日はバイトよろしく〜」

甘えた声でこちらを窺うのは40歳のパパ
大学で同級生のママとは私がお腹に出来たことがキッカケで学生結婚したから若い

「わかった〜」

「サンキュ」

バイトをOKしただけで蕩けるようなスマイルを見せられると・・・また次も引き受けそうで怖い

なんだかんだいってママもこの笑顔に負けてるんだと思う

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