Two targets ㊤ 《完》

2GAME―依頼― /距離感



瞼を開いてみれば見慣れぬ天井。


一瞬パニックに陥りそうになった後、ここがどこかを思い出し、微妙な顔をして起き上がった。


隣にはすでに芹澤仁の姿はなく、温もりも残っていなかった。


ベッドから足を下ろし、おぼつかない足取りでリビングに向かった。


よく眠れたのか、気分は驚くほど良い。


リビングに足を踏み入れると、ソファーで電話をしている芹澤仁を見つけた。

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