Two targets ㊤ 《完》

くだらないことを想像し出したシュウの肩にパンチを入れて、あたしはスタスタと歩き出す。


「ちょ……っ。待てよ、咲」


追いかけてくるシュウを背中に感じながら、クリスマスのイルミネーションが取られた寂しげな通りを見つめた。


クリスマスが終わった瞬間お正月。
街の景色は様変わりしていた。


「すぐに手を出すんだもんな、咲は。そんなんじゃ彼氏なんて出来ねぇぞ?」


「うるさいよ」


「そういやぁ、クリスマス何してたんだよ?」

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