Two targets ㊤ 《完》

30分?


「馬鹿でしょ?」


デカい体をブルブルさせているシュウが哀れになって、あたしはポケットから出したホッカイロをシュウに放り投げた。


「おっ、サンキュー」


それを受け取ったシュウが冷えた指先を温めた。



5分ほど歩くと見えてきたファーストフードの店に入った。


そこは学校から近いと言うこともあり、店内にいる半分以上の客があたしと同じ制服を着ていた。


「それで?」


ドリンクとポテトだけ注文してから、比較的人がいない席を選んで腰掛ける。

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