Two targets ㊤ 《完》

別に彼氏が欲しいとかは思わない。
それを言うと周りはみんな驚くけれど。


シュウのような男友達とかはいるけれど、異性として意識したことはなかった。


だから、この合コンも付き合いで、


運が良ければ楽しめるだろうな、と
その程度の乗りだった……けど。





「失敗した……」


「えー?なにぃ?」


小さく呟いた言葉を、隣の男……(たしか名前は弘樹?)が、カラオケルームの騒音に負けない大声で問い返してきた。

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