最強無敵の小悪魔ちゃん【完】

2☆LOVE /バトル開始の合図

嫌々車に乗り込むと、すぐに車は発進した。


乗り心地の良いこの車も、今は壱星の嘘を思い出させる忌々しいものだ。


「ちょっと、どこに行くつもり?」


車に乗らざる負えなかったことで壱星に負けた気がして、あたしの苛立っていた。


あたしは運転席を睨んだ。


腹を立てながらも、久し振りに会った壱星は魅力的で、あたしの視線はその引き結ばれた口元に吸い寄せられた。


そんな自分にますます苛立つ。

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