RAIN 2 【完】

8.


カチッという音と共に電気が点き倉庫内が明るくなる。


その眩しさに思わず顔を顰めた。





「愛…お前…」


「り、涼…なんで…?」




久しぶりに見る彼はビシッとスーツを着こなしていて、私の知ってる彼より大人っぽく見えた。



「連絡が入った」


「連絡…?」


「ああ。組に…愛が連れ去られたって琉生からね。それで愛を探してた」


「え?だって、涼は海外に行ったって…」


「うん、先週帰ってきたんだよ」


「そう…なんだ…」


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