RAIN 2 【完】

11.

春には、花見に行った。


あまりいい思い出のない花見だったが
今回はとても楽しめた。


久しぶりに会うタツヤとケンジは、私を覚えていてくれて

相変わらずタツヤは口が軽くてお喋りで、琉生に怒られていた。


ちなみに、今回教えてもらったのは



「琉生、愛ちゃんが日本から居なくなった日に泣きながら俺に電話して来た」


という、可愛いエピソードだった。


琉生は

「ざけんな。泣いてねえ」


と怒っていたが、後から晴樹にコッソリ確認したら


「ああ、泣いてた泣いてた!」


と、笑いながら教えてくれた。

0
  • しおりをはさむ
  • 566
  • 1833
/ 291ページ
このページを編集する