Stay with me 前編【完】

Chapter2 /穏やかな時間






「ねぇ慎也くん?」

「何でしょう?先生?」

「私は夢でも見てるのかしら?それとも暑過ぎて頭がボケてきたのかしら?」




今日の最高気温は36.5度。

猛暑になりつつある今日も太陽がジリジリとアスファルトを照らしている。



───…そんな昼下がりの午後。

俺達はいつものように園長室で、桜の葉園の運営や経営のの話の件で定期的な報告を受けに来ていた。



「…奇遇ですね。俺もちょうど同じことを考えてました 」

「……… 」

「は、ははっ…は…」

「………」



ハハっと冗談めかして誤魔化してみるものの、園長には全く通じない。むしろ、いいから説明しなさいという無言の圧力を笑顔でかけられた。







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