Stay with me 後編

Chapter16 /贈り物







12月を過ぎれば例年のことながら、街を彩る風景は変わりだす。

駅前にはイルミネーションと大きなツリーが飾られ、ショッピングモールでは殆どの店に‘’クリスマス‘’に向けた催しがされる。

興味があっても無くても、街を歩けば必ず目に入るその言葉は、どこか人の心を浮き足立たせる不思議な力を持っていた。


‘’クリスマス‘’


年に一度の特別な日。クリスチャンでもない人達にとっては特別に祝わなきゃいけない決まりなんてないはずなのに、家族や友達や恋人…………大切な人達を想い、私達は自然と寄り添い合う。

今年も、そんな特別な日が近付こうとしていた。











0
  • しおりをはさむ
  • 9515
  • 1232
/ 580ページ
このページを編集する