藍の華【完】

27. 決戦




次の日の学校には、慶介の姿はなかった。



きっと、琥珀の傘下も参戦するんだってことがあたしにはすぐに分かった。



あたしはその日、学校でもずっと胸騒ぎが止まらなくて、授業もろくに集中できなかったんだ。



匡に助けを求めたけれど、どうやって援護しに行くのかも聞いていないから分からない。



あたしは気が気でならなかった。



誰も傷つかないといい。



さらに大切な人がいなくなってしまうのはもっともっと嫌なんだ。



九条は何をするか分からない。



そうこうしているうちに学校が終わり、家に帰って、気づいたら約束の時間になっていた。



もうすぐ戦いが始まる。



あたしはそれしか考えられなくて、ずっとそわそわしていた。



あたしはこのまま何もしないでただ終わるのを待っているだけなの?



あたしが原因で起こったことなのに、当の本人は何もしないの?




ーーーそれは嫌。




そう、嫌なの。






気がつくとあたしは制服のまま家を飛び出していた。


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