ホ テ ル 2【完】

水平線上のエンターテイメント









ーー潮の香り。

ーー波打つ音。

クラシカルな音楽を耳にしながら、屋外プールを一望できるバルコニーで頬杖をつく。






甘いスイーツが食べられると璃音さんに誘われてきたものの、しばらく会場の様子を伺ってみて、このパーティーは高校生が楽しむようなものではないんだろうってことがなんとなく分かった。

大人たちの笑みの裏には富、名誉、さまざまな欲望が張り付いている。

私にとっては退屈だった。









「ーー今晩は。お姫様」




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