買われた遊女 2

京之助の気持ち /大切にするという事

凛は 山小屋の生活も慣れ 政峻に歩く練習をしてもらいがてら 政峻に手を取って貰って ゆっくり山を散策するぐらいまで 回復していた。

「凛姫 今回のお薬は 本によく効く薬でようございましたね?」

「はい。歩けるのが こんなに嬉しい事だとは 思いませんでした。」

凛の嬉しそうな顔に 政峻は 満足そうだ。
世の中のしがらみから離れて 凛は少しずつ 体も心も楽になっていた。

「もう少し奥に行くと 峠の茶屋を見つけました。少し 立ち寄りませんか?」

政峻の提案に 凛は嬉しそうに微笑んだ。

「そうですね。最近どこにも行けませんでしたから ちょっと楽しみです。」

0
  • しおりをはさむ
  • 848
  • 139
/ 337ページ
このページを編集する