買われた遊女 2

寂しさ /好き?

「まぁ、確かに 今までの若頭なら きっと他の女に目をやっていたかもしれませんが、凛姫と出会われてから そんな事は一度もなかったですからね?」

「 でも最初は お杉さんを側室にして 私が許せば一緒に住むと言っておりましたし…。」

凛の鋭い突っ込みに 政峻は苦笑いを浮かべた。

「はははっ…。そうでしたね。まぁ、側室がいない殿方は少ないですしね?これだけ大きな家の若頭なら 当たり前の事ですし。」

だから 男は嫌いなのだ。信じれば捨てられる。どれだけ下世話な奴でも、お金持ちや位の高い大名であろうと、男はみんな 気移りする…。

下を向いてしまった凛に 政峻は 真面目な顔で 凛に向き直った。

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