買われた遊女 2

宴会 /お頭

流石の京之助も、お頭が凛を隠したのに 何が宴会だと頭にきた。

「ったく。行きたかねー。」

「別に 俺はかまわねーんですが、また 凛様を隠されちまいますよ。」

和真は 冗談半分に言って笑っているが、あの夫婦ならあり得る。

「畜生 分かったよ!凛を連れて 出席すると伝えてくれ。」

和真はは更にクスクス笑った。

「凛様には そろそろ次の治療を始めねーとな。針やお灸をいれていきてーんだが、お灸は火傷跡が残りやすい。嫌か?」

京之助は治るなら何でもといいかけたとき、凛が首を横に振った。

「跡に残るのは嫌でありんす!針もはっきり言って 嫌でありんす。」

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