理想の彼氏

第十五章 社内恋愛

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「結局今回の契約も課長が断トツか…」


目の前の日替わり定食の唐揚げをお箸で、持ち上げながら柴崎さんが呟いた。



あれから新商品の契約の結果が出た。


私はその結果を見て、心底ホッとした。


課長の努力が報われて良かった。



課長は、トップをキープするだけあって、それだけ凄く努力もしてる。



「何その顔ーー??」



えっ??



顔を上げると面白くなさそうな表情を浮かべる柴崎さん。



「課長のことが好きで、好きでたまらないって顔。」



「ゴホッ!!!」



たまらずご飯を喉に詰まらせた。



「ちょっ!!柴崎さん!!」



私は、真っ赤な顔で、柴崎さんを睨みつけた。

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