理想の彼氏

第二十二章 大騒動

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「一ノ瀬。外回りだ。用意しろ。」


「はい!」


決算月で忙しい3月。


社内の空気もピリピリしてる中光と私は、外回りに向かう。


一階のロビーを光の後ろについて歩いているとふと前方に重役達の集団。



みんなビシッとスーツを着こなし貫禄あるオーラを漂わせていた。


げっ!!


社長もいる!!


集団の中心を歩く白髪混じりの社長の姿。



私と光は、その集団が横を通り過ぎる時立ち止まって、一礼した。



「やぁ!須藤くん!お疲れ様!」



集団の中心にいる社長が立ち止まり光に声をかけた。



光に連れて、顔を上げると目尻に皺を浮かべて微笑む社長の姿が目に映った。

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