理想の彼氏

第二十三章 波乱

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あれからしばらくは、コソコソと噂話をされすみれさん達の嫌がらせも続いた。


しかし、三月も末になるとだんだんと噂話や嫌がらせも収まってきていた。


「一ノ瀬〜。会議室まで来てくれ。」


部長がメタボなお腹を揺らしながら私のデスクの前を通り過ぎる。


「はい!」


部長に返事して、慌てて後を追う。



何だろう?



会議室の椅子に腰掛け部長が話し出すのを待った。



部長は、目の前のコーヒーを啜る。



「須藤課長のアシスタントの件なんだがな…」


えっ?


光のアシスタント?



「四月からは、君には、外れてもらう。」


ドクン!


えっ…


そんな!!


私は、ガバッと顔を上げた。

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