キミとキス。【完結】

男と女 /side アオシ



『アオシ、ハルカちゃんが学校で倒れたらしい。すぐ病院に向かってくれ』


神戸の親父から仕事中にかかってきた一本の電話。

緊急連絡先が親父の携帯になっていたらしい。


「倒れたって、なんで!!」

『わからないが、とりあえず今は落ち着いて眠っているから心配するようなことはないらしいが。保護者代わりってことで』


親父の言葉に少しの安心を覚えたけれど、代わりに苛立ちを覚えた。


「なんで連絡先を俺にしておかないんだ!!」

『……え?いや、アオシはただの同居人だから』

「ただのって。……にしても、親父に連絡行っても仕方ないだろう!!クソ親父!!」


何もかもに腹が立つ。

『ただの同居人』とうい言葉にも。

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