キミとキス。【完結】

殿と姫 /side ハルカ

おうどんをひとくちひとくち食べるごとに、さっきのとても綺麗な女性がアオシさんの特別な方でなくて良かった……、と考えてしまう。

私……どうしたの?

正面に座っているアオシさんと目が合ってしまって、とてもドキドキしてきた。


「……ん?まずい?」

「いえっ。とても美味しいです」


アオシさんは、食器を洗うのもとても上手で隣に立ってその姿を眺めてしまった。

部屋の中で異動するたびに今度は何をするのか楽しみで、ついて行ってしまう。

ベランダに出てタバコを吸ったり、パソコンでお仕事の続きをしたり。

0
  • しおりをはさむ
  • 315
  • 883
/ 454ページ
このページを編集する