キミとキス。【完結】

強さと弱さ /side アオシ

教えてくれた酒屋が見えてきた。

その前に人影が三つ。

彼女と、おそらくマオちゃんと、それから自分に年の近い男性。

車を停めて降りると、泣いているかと思った彼女がにっこりと笑った。


「ハルカちゃん……」

「アオシさん、ありがとうございます」


深々と頭を下げた彼女の姿に、感じたことのない感情がこみあげてきた。

やっと見つけた探し物みたいな……。


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