キミとキス。【完結】

強さと弱さ /side アオシ

結局、布団に横になったままもうひと眠りすることなんてできないまま朝を迎えた。

それは彼女も同じようだった。

a.m.10:00

アスカが荷物より先に引っ越してきた。


「まだ荷造りできてないし、どうせ一ヵ月は家賃も払ってるから荷物は置いてきた」

「なら、一ヵ月後から来ればいいだろう」

「いやよ。一刻も早く」


自分勝手なくせに、俺が選んだ服を着ているところがなんとなく憎めなくて。

今までに見たことのないアスカに出逢っているような気がした。

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