キミとキス。【完結】

強さと弱さ /side ハルカ



「ハルカちゃん、アオシってホントにまだ何もしてこないの?」

「夜は手をつないで眠ってくれます」

「えッ?!」


アスカさんの顔が少しだけ赤くなった。


「はい。……いつも手をつないで……」

「それなのに何も?」


嘘をついてはいけないような気がして。


「あの……。キス……はしてくださいました」

「それだけッ?!」

「え……えっと、はい」

「そっか大切にされてるんだね。でもアオシにメール送る」

「メール?」

「私がハルカちゃんのこと大切にしてあげるから。アオシを男にしてあげてね」

「男?」

「ハルカちゃんしか知らないアオシを知ってあげてね」


アスカさんはニコッと笑うと、アオシさんにメールを送信したようだった。

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