キミとキス。【完結】

強さと弱さ /side アオシ

目の前の浴衣姿の彼女が想像以上にかわいくて、それから着こなしが清楚で。


「アスカ、サンキュ」

「……え?」

「見直した。……着付け」

「当たり前よ、私を誰だと思ってるのよ。てか、アオシ、ちょっと個人面談があるからあっちの部屋に顔貸して」


アスカの言いたいことはわかっている。

『ミドリと俺の関係』を聞きたいのだろう。

おそらくミドリのことだから、嘘のない範囲でアスカの想像を膨らませる言い方をしたに違いない。

彼女の前で聞こうとしないアスカの心配りもわかっているが、それにしても目が本気だ、……怖い。

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