キミとキス。【完結】

過去と君と未来 /side ハルカ

アオシさんの車で、アスカさんとミドリさんをアオシさんお気に入りの焼酎専門店まで送ったあと、花火大会のある河川敷の近くまで車で向かった。

車を降りて、少しだけ歩く道のり。


「行こうか」

「はい」


少し後ろを歩いていると、とても広い背中にドキドキした。


「初めてです」

「ん?」

「……男の方と二人でこうして……お出かけするのは」


アオシさんは振り返ることなく、クスッと笑った。


「順番がてんでバラバラだな」

「え?」

「普通……こうして一緒に出かけるところから始まったりするんだろうけど。男女っていうのは」

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