キミとキス。【完結】

サラリーマンと女子高生 /side アオシ

通勤通学ラッシュの電車内で、俺のスーツをぎゅっと握っている彼女。

手のやり場に困って左手は吊皮を握ったけれど、結局右手で彼女の肩を抱いてしまった。

出て行こうとした彼女を引き止めたのは、もしも何かあった時後味が悪い。

ただのそんな責任感からだと、自分に言い聞かせようとした。

オフィスには彼女の通学時間に合わせたため、いつもよりも1時間も早くついてしまった。

まだ誰もきていないオフィス。

フリーデスクになっているので窓際の席に座ってパソコンを立ち上げると、カツカツとヒールの音がした。


「ふふふふふふふ」


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