シーツに纏われて。【完結】

-tenth

ツカサの捨てゼリフが頭によぎる。

『絶対言えよな』

と言ったのに、何を言うのかは

『自分で考えろ』

と言った。


「ねぇ。ツカサ迎えに来るつもりなんじゃない?きっと焦って探し回ってるんでしょ?一世一代の決心で」


大きなするめいかを持ったアスカが、それを振り回しながら聞いてきた。

さすがにするどい女。

まるで昨日のツカサの電話越しの声が聞こえているみたい。

0
  • しおりをはさむ
  • 442
  • 868
/ 454ページ
このページを編集する