シーツに纏われて。【完結】



「これは私のよ」

「まったく。ま、寂しいミドリに譲るわ。私は家に帰ると『ナマモノ』の同じようなものが待ってるから、ふふふふふ」


気に食わないフリをして目を逸らしたけれど、本当はすごくうれしい。

あの日、14年間大好きだった男への想いを切なそうに語っていたアスカがとても幸せそうなこと。


「で?そのプロポーズの後はめくるめくセックスだった?」

「……まぁね」


そう。

……ツカサと何度も重ねたはずの身体なのに、あの日は確かに違っていた。

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