シーツに纏われて。【完結】

love-3rd

……―――そんな夜を思い出しながら隣の席を見ると……。


「あ、コウ?うん、飲んでる。コウもたまにはゆっくりしなよ」

「ちょっと!!人が話してるのにっ」


人にツカサとの『ブラックホール』の夜の出来事を聞いたくせに、旦那さんからの電話にうれしそうに応えながら席を外していったアスカの胸ぐらをつかんでしまいそうな衝動に襲われた。


「まぁまぁ、ミドリさん。拳握るのはやめてくださいよ」


カウンターの中の店員さんが笑いをこらえて肩が震えていた。

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