シーツに纏われて。【完結】

……――おとぎ話が聞こえていた。

低くて少しかすれた聞きなれた声。

包まれていたのは、がっちりとした腕。

ささやかれたのはどんなロマンティックなお話よりも素敵な恋のお話。

目を閉じて、それが夢なのか現実なのかわからないけれど、静かに聞いていた。

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