シーツに纏われて。【完結】

4th-memory

……――「どうしたの?……ツカサ」


俺の首に腕をからめたままのミドリ。

ほのかなワインの香り。


「何がだ?」

「……ううん」


同じ切なさを胸に抱いてるくせに。


「2本も一人で開けるとか、……ありえねー……」

「いいじゃない、別に」


そう、どうだっていい。

ミドリといれば、いろんなことがどうだって良くて。

そのくせ、ミドリのちょっとした仕草とか、言葉がとても重要で。

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