シーツに纏われて。【完結】

-fifth

……――今さらになってやっと気づくなんて。

振り返ってみれば、ツカサが中心の毎日だったなんて自覚してなかった。

今だから気づく、あの頃からずっとの本当の気持ち。


「でも。……一番好きな男に抱かれたことがあるなんてうらやましい」


アスカはそんな風につぶやいて、『なすの一本漬け』を注文した。


「ないわけ?アスカは」

「ない」

「なんで?まさかそんな風に見えて処女を捨てたのは最近とか?」


そんな『アスカに限って』の事実は、もちろん即行否定された。

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